2024年2月23日(金・祝)仙台TRPG十年会コンベンション ゲーム紹介(ガンドッグ・リヴァイズド)
仙台TRPG十年会のWebサイトにお越しいただきありがとうございます。
2024年2月23日(金・祝)仙台TRPG十年会コンベンションについて、そんびんさんより「ガンドッグ・リヴァイズド」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。
※このゲームが遊べるかについては、コンベンション当日に決定いたします。必ずこのゲームが遊べるわけではございませんのでご了承ください。
このページの目次
ゲームマスターのお名前、自己紹介
そんびんと申します。転勤で東北をウロチョロしつつ、たまにコンベンションに顔出してプレイヤーやらガンドッグのゲームマスターをやらせていただいております。
「鍋」というお題ということで、滑らないネタというのはなかなかないものですが、若いころの話でひとつ。
以前、ニンニクが有名な某県某町にいたころ、現場の爺様に朝獲った獲物で鍋を作ったからと誘われ、熊でも食えるかとウキウキしながら行ったのですが、そこには見たこともない赤身の肉の鍋。爺様方の圧に負け、恐る恐る食べると意外に美味い。何の肉と聞いても教えてくれずただニヤニヤするだけ。
爺様方は健在なものの、未だに教えてくれません…
当日遊ぶ予定のTRPGシステムの名称と、その説明
ガンドッグ・リヴァイズド
銃撃戦が主体の、特殊部隊等を演じるTRPG
世界設定
ガンドッグ・リヴァイズドは、2000年代に起きた世界的な異常気象(ナイトメア・ストーム)により引き起こされた世界的な食糧危機を経た、現実と酷似したパラレル現代が舞台となります。
治安の悪化による誘拐、内戦、テロ行為が多発する中、自らリスクマネジメントに乗り出した世界的な保険会社の互助組織「W・I・S・E」(ワイズ)や世界の軍事組織の後押しもあり、民間保安企業(PMSC)を主とする民間軍事産業の需要が加速度的に増大している世界で、プレイヤーはPMSCのエージェント(通称ガンドッグ)となり、様々なミッションに従事することとなります。
なお、世界設定の年代は初版翌年の2015年頃ですが、悲しいことに昨今、世界の混沌はガンドッグの設定をはるかに凌駕しております。
システムについて
D100下方ロールで成否判定と達成値の判定を同時に行う「デュアル・ロール・システム」が判定の基本となります。その他にも、専用のシートにより、アクション映画のようなドラマチックな演出を可能とする「ターゲット・レンジ・システム」もこのシステムの特徴です。
戦闘はスクウェア・マップ上で行い、銃撃戦を主とする現代戦を再現したタクティカルな戦闘が魅力です。
心得
「人は、撃たれれば、死ぬ」
「戦火を開く前に勝敗は決している」
「殺る前に殺れ」
対応可能プレイヤー人数
3人~5人
推奨:4名。3名の場合、PCの編成によってはNPCが入ります。
TRPG初心者対応可否
可
システム初心者対応可否
可
TRPG初心者対応可否/システム初心者対応可否の補足
設定、システムとも、なかなか他では見ないTRPGだと思いますので、一度お試しください! 初見さん大歓迎!
プレイヤーが使用するダイス(サイコロ)
10面ダイス:2個(色違いor1の位と10の位)、6面ダイス2~7個
どちらもゲームマスターに在庫がございますので、無理して準備は必要ありません。
キャラクター作成、持込可否について
基本はサンプルキャラクターからの選択。
サンプルキャラクターの改変、当日作成もOK。
使用ルールブック、キャラクター作成のレギュレーションなど
使用ルールブック
ガンドッグ・リヴァイズド基本ルールブック(以下GDR)
バイト・ザ・バレット・リヴァイズド(以下BtBR)
プレイヤー
3~5人
クラスは上記ルールブック全てを採用するが、BtBRのサンプルキャラは比較的軽装なことに注意。
(今シナリオはライフル・重火器の制限が比較的薄いです。)
簡易重量ルールを採用。(GDR 123P)
追加ルール[リワードポイント]一部採用(GDR 186P)
(3ポイント消費による全てのクラスアーツ使用は禁止)
シナリオ名、シナリオの出典
獣たちの晩餐(オリジナル)
ミッショントレイラー
君たちはイギリスに拠点を置き、ヨーロッパを中心として、世界的に展開している民間保安企業(PMSC)、フォー・ホースメン社に所属するリスクマネジメント・エージェントだ。PMSCに飼われる「ガンドッグ」と蔑む奴らもいるが、荒事を含む問題解決において、君たちは間違いなくスペシャリストである。
召集を受けた君たちがブリーフィングルームに入ると、その美貌と20代と思えぬような冷徹さで「氷の薔薇」とも呼ばれる、リスクマネジメント統括のエリザベス・トンプソンが珍しく眉をひそめてつつ、資料を確認していた。
彼女は君たちに気付くと、眉を戻し、着席を促す。
「召集に応じていただき、ありがとうございます。早速ですが今回の依頼の説明をいたします。」
大型のディスプレイに、自己主張の激しさが面前に出ているような白人の若い女性が映る。エリザベスは無機質に話をすすめる。
「今回の依頼はレスキュー・ミッション。対象はクレア・タウンゼント、イギリス国籍の女性で年齢は20歳。学生。若年層を主体とする動物愛護団体『フューチャー・オブ・アニマルズ』、通称FOAの代表でした。…また、彼女の父親は北海油田に出資するオイルメジャー、ロイヤル・ペトロリアムのCEOです。」
映像は中東の地図に切り替わる。
「話は少しずれますが…昨年、テロ組織『フッリーヤ』がシリアで動物を素体とした自立兵器の開発に成功したことが、民間のハッカーにより暴露され、SNS中心に話題となり、メディアでも大きく報道されました。」
彼女は軽く右のこめかみを押さえ、小さく溜息をつく。
「FOAは報道を受け、内戦中のシリア、それもフッリーヤの占領地区に赴き、抗議活動を行いましたが…もちろん襲撃され、FOAのメンバーはほぼ全滅。クレアは殺されなかったものの、拉致され、英国、ロイヤル・ペトロリアム、彼女の親にそれぞれ、天文学的な身代金を要求されている状況です。」
「報酬はいつもどおり成功報酬で1,000,000$。カバーは国連の治安維持団を用意しています。現地には協力者を確保していますが、詳細な情報は能動的に集める必要があるでしょう。質問が無ければ状況を開始してください。」
ゲーム内容についての補足
重要!「このシナリオはフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。」
- 基本的には、シリアに赴き、クレアの行方を捜索し、テロリストから奪還することがミッションの目的です。
- 動物愛護、テロリズムに関する表現がシナリオ内にあります。