仙台TRPG十年会

宮城県仙台市で、TRPGコンベンションを開催しています。

2015年5月23日(土)仙台TRPG十年会コンベンション ゲーム紹介(モノトーンミュージアムRPG)

   

仙台TRPG十年会のWebサイトにお越しいただきありがとうございます。
2015年5月23日(土)仙台TRPG十年会コンベンションについて、あかしあさんより「モノトーンミュージアムRPG」のゲーム紹介をいただきましたので掲載します。

自己紹介

あかしあと申します。
TRPG歴は半年とちょっとぐらいになりました。
主に十年会様のコンベンションや、そこで知り合った方とのセッションで遊んでおります。
あとは、ボードゲームが好きです。

システム名、システムの紹介

システム名「モノトーンミュージアムRPG」
ジャンル名「アイロニックメルヘンRPG」

舞台は「左の地」と呼ばれる異世界です。
この世界では、神様より「御標」とよばれる啓示が人々に下され、それに従うことで幸福が約束されていました。
しかし、これを狂わせるものがいます。「異形」と呼ばれる怪物たちです。

異形は悪意・我欲をもって御標を歪ませる力を持っています。
人々は異形によって歪められた不幸な御標であったとしてもそれに従い、完遂を目指します。
なぜならば、御標から外れた瞬間に自らもまた異形と成り果てるからです。

あなた方が演じる「紡ぎ手」もかつて御標から外れた存在です。
紡ぎ手は、強い信念をもって御標を外れたため、おおっぴらに異形化せず人の姿を保ち続けることが可能です。
そして、異形の歪んだ御標を知覚し、打破する力を持っています。
紡ぎ手だけが異形によって歪められた「物語」にもう1度ハッピーエンドをもたらすことが出来るのです。

システム的にはF.E.A.R.社のSRSシステムをベースに作成されております。
通常は2D6+能力値で判定、戦闘ではスキルの組み合わせ次第ではありますが、5~10D6くらいで派手に攻撃することも可能です。

対応可能プレイヤー数

3~5人

TRPG初心者対応可否

可(判定方法など当日お話致します)

システム初心者対応可否

可(用語や世界観は当日お話致します)

使用ルールブック

  • モノトーンミュージアムRPG(基本ルールブック)
  • インカルツァンド
  • 常闇のシェヘラザード

キャラ作成、持込可否について

サンプルキャラクタを使用します。
それをベースにキャラクタの設定を当日作ります。
持ち込みはご遠慮ください。

演目名、演目の出典

演目「空に魚の飛ぶ街で」
出典:インカルツァンド付属シナリオ

演目のあらすじ、注意事項など

演目予告

それは平穏を望む静かな願い。
漆黒と曇白の破滅の波音。

かつて海と人とはわかり合っていたといいます。
だが、今はそうではありません。
“潮騒の海”と呼ばれるこの小さな街でも、人と海守りの反目は拡大する一方でした。

海守りの友を持つ少女リリーはその現実に悲しんでおりました。
そんな彼女に御標が降りたのは、神様の思し召しだったのでしょうか。
けれど、その御標の願いは、街をゆがめ、海と人との境界線を崩壊させていき、悲劇を招こうとするのです。

果たして、紡ぎ手達は悲しみの色が、海と大地を染めるのを止めることが出来るのでしょうか?
それはあなたにかかっているのです。

モノトーンミュージアム
『空に魚の飛ぶ街で』

―――かくして、物語は紡がれる。

ややシリアス目の演目にはなると思いますが、ゆるっとふわっとやっていければなと思っております。

ハンドアウト

今回ハンドアウトを記載します。
固有名詞やら用語やらが頻出するので訳が分からないとは思いますが、
雰囲気だけでも感じ取って頂ければ……!
人数によってPC4、PC5がいなくなります。

PC1用ハンドアウト

キミは“潮騒の海”に住む海守りだ。
“潮騒の海”の海守りたちは、人間たちとこれまではうまくやってきた。
キミを慕ってくれるリリーもそうだ。だが、最近になって人と海守りの関係は悪化している。
そんな中、リリーに御標が下り、ほつれが現れるようになった。これは何を意味するのだろう。

PC2用ハンドアウト

キミは、日々異形を狩り続ける旅の魔狩人だ。
久方ぶりにに旧友のPC1に会う為に潮騒の街へと立ち寄ったキミは、そこで魚が宙を泳ぐ奇妙な現象に遭遇した。
街の者が言うとおり、それが海守りの仕業なのか、キミは調査を開始した。

PC3用ハンドアウト

キミは潮騒の街に住む少女、リリーに仕える従者だ。
この街では空を魚が飛ぶ、という奇妙な出来事が起き始めた。
それ以来、どうも主であるリリーの様子がおかしい。
キミは、胸騒ぎを覚え調査を開始した。

PC4用ハンドアウト

からくりのステディは、キミの傑作だ。そんなステディに異変が起きたと知り、キミは潮騒の街を訪れた。
駆けつけてみると、頭からヒレが生え、エラが生まれ、まるで海守りのようになっていたのだ。
これは尋常のことではない。間違いなく、歪んだ御標による歪みが関わっているのだ。

PC5用ハンドアウト

“潮騒の街”で、空を魚が飛ぶ怪現象が起きているという。
其達やなにがしかの魔法ならよいのだが、もしも異形によって世界に歪みが発生している結果だとすれば、なんとしてもこれを食い止めねばならない。
キミは上司である“夜の女王”の指示で、怪現象の原因を調査するために“潮騒の街”へと向かった。

 - コンベンションのゲーム紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加